ほ座のペンシル星雲(NGC2736)は、ベラ超新星残骸の中にあり、地球から800光年の距離にあります。
ほ座の端にあるベラ超新星残骸は、差し渡しの大きさが110光年もある巨大な超新星の爆発痕です。ベラ超新星残骸は、我々の天の川銀河の中にあります。
ベラ超新星残骸は、11000年前に巨大な恒星が大爆発した後の姿で、現在中心にはパルサーがあります。このパルサーは、ベラ・パルサー(Vela Palsar)と呼ばれています。
写真は、巨大なベラ超新星残骸の一部で、その形からペンシル星雲(The Pencil Nebula)(NGC2736)と名付けられています。ペンシル星雲は、鳥の羽の先に鉛筆の芯を付けた古い鉛筆の形からその名が付けられています。ペンシル星雲は、その長さが5光年ほどあり、地球からはエッジオンの形で星雲を見ています。
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SOURCE:NASA
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- 2016/07/18(月) 10:52:38|
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