NASAの探査機ニュー・ホライズンズ(New Horizons)は、2015年7月14日に冥王星に最接近しました。写真は、最接近の数時間前にニュー・ホライズンズが冥王星を撮影した画像を、地表の様子を分りやすくするためにコンピューターでカラー処理したものです。
冥王星を象徴する最大幅が1600kmもあるあの巨大なハートマークは、Tombaugh Regioと名付けられています。写真を見るとハートの部分の地表が中央で左右2つに分かれており、地質が全く異なることが良く分かります。ハートマークの左側の部分にある平原は、スプートニク平原(Sputnik Planum)と名付けられており、窒素、二酸化炭素そして水等が凍って出来ていると考えられています。
ニュー・ホライズンズは、冥王星への最接近の後、進路を変えて2014年に発見された小惑星(2014MU69)に向かっています。小惑星(2014MU69)には、2019年1月に到達する予定です。
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SOURCE:NASA
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- 2015/09/01(火) 16:29:35|
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