秘密の世界Ⅱ [The Secret WorldⅡ]

    素晴らしい宇宙や地球と動物の姿を見ることによって、心が休まる癒しの世界に入ります。そして、自然に対する理解も深まります。

    水星探査機メッセンジャーが捉えた水星の北極の様子

     水星を周回した初めての探査機であるNASAのメッセンジャー(MESSENGER)は、2011年3月18日に水星の周回軌道に載り、その後水星探査を続ける中で北極の様子をこれまでになく鮮明に捉えました。
     写真上は、メッセンジャーが捉えた水星の北極の画像で、黄色い部分は1990年代に行われた地球の地上にあるレーダー観測機器を使用して観測されたレーダーの反射率の異常に高い所のデータを合成しています。
     写真中は、写真上の画像をコンピュータ処理によって、水星の北極の真上から見た画像に変換しています。
     写真下は、メッセンジャーが搭載しているレーダーで捉えた最新の詳細なデータを赤色で写真中の画像の上に合成したものです。
     NASAでは、これらのレーダーの反射率の高い所は、太陽光線が当たらに所で水の氷がある所であると考えています。
     水星は、惑星の中で最も太陽の近く(太陽からの平均距離=5,791万km)を約88日で公転していますが、自転軸が公転面に対してほぼ直角なために水星の北極や南極では太陽光線が当たらない所や極端に日射量の少ない地域があります。水星の地表の温度は、太陽からの日射量が多いところは400℃以上になりますが、太陽光線が当たらないところはマイナス173℃以下になっています。
     1990年代に行われた地球の地上からのレーダー観測の結果を分析した時にも彗星の極地域における水の氷の存在は示唆されていました。今回のメッセンジャーの探査によって、水星の極地域における水の氷の存在はより確かなものになったと考えられています。

    SOURCE:NASA
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    1. 2012/12/02(日) 15:57:47|
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