南天の空でもっとも目立つものは、大マゼラン雲(Large Magellanic Cloud)です。大マゼラン雲は、かじき座のそばにあり、我々の天の川銀河の伴銀河で地球から16万光年の距離にあります。大マゼラン雲は、矮小銀河に分類され、差し渡しの大きさは3万光年で総質量は天の川銀河の5%ほどです。
写真上は、10枚の画像を合成した大マゼラン雲の全体像です。写真下は、写真上は、大マゼラン雲の中心部のズームUP画像です。
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SOURCE:NASA「秘密の世界」へ

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- 2008/12/23(火) 10:03:01|
- 銀河・宇宙
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歯クジラの仲間であるシャチ(Orcinus Orca)(オルカ)は、海に棲む最強の生物で、最強の魚類であるホホジロサメや巨大なシロナガスクジラを襲うときもあります。シャチは、雄の方が雌よりも大きく、成獣の平均的な大きさは雄で体長7.5m、体重4.5t、雌は体長6.5m、体重3.0tです。特に大きな雄の個体では、体長9m、体重10tという例もあります。シャチの平均寿命は50歳といわれています。
シャチは、世界中の海に生息していますが、冷水域が好みで主に魚類やアザラシ等の鰭足類を捕食しています。
人間がシャチに襲われることは稀であり、襲われた例では人間が黒色のウエットスーツを着ていたため、シャチがアザラシやオットセイと間違って襲ったものと考えられています。
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SOURCE:Spakyleigh,Giovanni,arcticroute「秘密の世界」へ


- 2008/12/17(水) 15:50:14|
- 生物
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我々が住む天の川銀河の中心は、いて座の方向にあります。
天の川銀河は、直径が10万光年、質量は太陽の6000億倍以上で2000億個以上の恒星が含まれていると推定されています。天の川銀河の中心は、太陽から27000光年のところにあり、太陽の400万倍の質量がある巨大なブラックホールが存在していると考えられています。そして、これまでにこのブラックホールの近くを28個の恒星が公転してることが観測されています。これらの中でS2と名付けられた恒星は、このブラックホールの最も近いところを公転しており、その公転半径は光の速度で24時間の距離と計算されています。
写真は、ヨーロッパ南天文台の望遠鏡を使い近赤外線カメラで捉えた天の川銀河の中心部分です。撮影範囲は3光年と見積もられています。
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SOURCE:NASA「秘密の世界」へ
- 2008/12/14(日) 11:30:54|
- 銀河・宇宙
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JAXAによって2007年9月14日に打上られた月探査機かぐやは、ハイビジョンTVカメラ等を使って観測を続けています。
写真上は、かぐやが2007年10月14日に軌道高度360kmから自然光で捉えた月の裏側の南極圏にある巨大なシュレデインガー・クレーターです。
シュレデインガー・クレーターは、直径が312kmあります。
写真中と写真下は、かぐやが搭載するマルチバンドイメージャーによって撮影されたシュレデインガー・クレーターの内部です。
この画像は、波長750nmの光で撮影され、赤い部分は反射率の低い箇所、緑色部分は反射率の高い箇所です。
SOURCE:JAXA「秘密の世界」へ


- 2008/12/07(日) 12:30:19|
- 月
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